出産する産院を決めるにあたって、産後の入院中に過ごす施設や環境のことは大変気になりますよね。
今回は、日本医科大学武蔵小杉病院での出産を検討されている方に向けて、病院の施設や入院中のお部屋の設備についてご紹介します。
病院全体の印象
日本医科大学武蔵小杉病院は、川崎市中原区にある地域医療の中心的な総合病院です。
2021年9月1日に建て替えられており、最新の医療設備が整い、より快適で安全な医療が整っています。
私がこの病院で出産することにしたのは、
NICUも備えられており医療体制が万全であること
施設のきれいさ
自宅からの距離
が決め手でした。
さて、この病院の施設についてです。
1階にはセブンイレブンとスターバックスがあります。
セブンイレブンには出産入院中に必要な物品がそろっているので、急な不足があっても安心です。
産科病棟のあるフロアには自動販売機も設置されており、飲み物はすぐ手に入れることができます。
私は、新生児用のおむつやお産パッドMが不足し、コンビニで追加購入しました。
総合病院かつ新しさもあり、充実した施設が整っています!
産科病棟の入院部屋について
産科病棟は、廊下やドアの色や個室内のインテリア含め、ホテルのような雰囲気でした。
産科病棟には大部屋(4人)と個室がありますが個室がメインになります。
日医大武蔵小杉病院では分娩時は基本的に個室になりますが、希望がある場合は大部屋も利用可能となっています。
私は、出産当日は個室の空きがなかったため、大部屋に1泊し、その後個室に移動しました。
ここでは、それぞれの部屋の設備やメリット・デメリットについて紹介します。
大部屋 | 個室(基本はこちらです) | |
おすすめな人 | 費用を抑えたい方におすすめ | 特に赤ちゃんとの時間を大切にしたい方に おすすめ |
設備 | ・テレビ(イヤホンあり) ・クローゼット、引き出し ・冷蔵庫 ・洗面台(大部屋内で共用) ※トイレは廊下にある | ・テレビ (壁掛けでベッドに仰向けのまま視聴可能) ・クローゼット ・冷蔵庫 ・トイレ、シャワー、ドライヤー ・ソファ、クッション、授乳クッション |
メリット | ・費用が安い。 | ・プライバシーが保たれるため、通話やテレビの音量も気にせず、リラックスして過ごせる。 ・個室内で赤ちゃん含めた面会が可能。 |
デメリット | ・スペースが限られ、母子同室では少々窮屈に感じることがある。 ・面会は家族待合室で行われ、赤ちゃんとの接触は新生児室のガラス越しになる。 | ・費用が高い。 |
費用(1日) | ・7,500円 | ・20,000円 |
個室には授乳クッションがありましたが、大部屋にあったかどうかが定かではありません…
個室の様子を写真で紹介します。
産科病棟は4階にあり、窓から景色が見渡せます。
大きめのソファーがあり、私はここに荷物を広げたり、授乳をしていました。
壁には絵も飾られてあり落ち着ける雰囲気でした。
寝たままテレビが見れる!なんという贅沢でしょう。
私は普段テレビを見なくて使うことはなかったけど、寝たまま使ってみたかった…
大きい掛け時計もありました。
次の授乳時間や食事の時間もすぐに確認ができます。(大部屋にはありませんでした)
貴重品を入れておけるロッカーと冷蔵庫があります。
飲み物を冷やしておけます。
その他の施設やサービス
シャワー利用
個室は自由なタイミングでシャワーを使えますが、大部屋の方は予約が必要です。
シャワー中は赤ちゃんを新生児室で預かってもらえるので安心ですよ。
消灯後の過ごし方
夜間は21時には消灯となります。
特に大部屋の場合は、21時以降、他の人への配慮が必要です。
お部屋の清掃
清掃員が毎日ゴミの回収やトイレ、シャワーの掃除を行ってくれるので、快適に過ごせます。
私の経験とさいごに
個室で過ごした日々は、本当に快適でした。
産後は体力も落ちているので、周囲に気を遣わずに自分のペースで過ごせるプライベートな空間は、とてもありがたく感じました。大部屋は周囲への配慮や音・光が気になることがありますが、個室ではその心配がなく、ストレスなく過ごすことができました。
確かに、日本医科大学武蔵小杉病院での出産は費用が高いです。
基本的に個室入院が標準で、私も最初は「なんて贅沢だ」と考えていましたが、そこには充実した設備と手厚いサポートがあり、結果としてここで出産して本当に良かったと感じています。
悩んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、この病院での出産はおすすめできますよ!